購入仲介手数料無料or定額 売却仲介手数料無料or定額

不動産仲介の仕組み


食品や電化製品などの商品であれば生産者が卸売業者を通してスーパーや家電量販店の店頭に商品を並べて消費者に販売することができます。 しかし不動産の場合、土地や建物は切り離すことができませんので、まずは不動産の情報を一か所に集めて、それをもとに、消費者が物件をみて興味を持てば現地に行って購入という形になります。
人口10〜50人ぐらいの町村単位であれば売買したい不動産の位置も簡単に掴めますので、不動産仲介システム自体大したものも必要ではありませんが、 人口が何万何十万何百万という単位になってくるとそれなりの効率的なシステムが必要となります。

現在、不動産の売買情報は、国土交通大臣の指定流通機構である不動産流通機構に情報を集約させ(通称:「レインズ」といいます)、 全ての不動産業者に情報を共有させることで円滑な不動産取引が行われるようになっています。
お客さんから売りたいという情報を頂けば、不動産業者は売却の情報をレインズに登録し、 買いたいという方がいれば、レインズの売却情報を検索して、希望にあった物件をご紹介するシステムになっています。 この情報提供が不動産仲介の役割の一つです。


ただし、不動産という商品を出している売主の方又は買いたいという買主の方は一般の方が大部分です。 当然、大きな買い物ですし、不動産には建築に関わる法律的な制限や所有権に関する権利関係などが数多くあります。 それに加えて売主・買主の要望が複雑に絡み合ってきますので売買にあたってはそれぞれの要望に関して適切なアドバイスを通して仲介してくれる人が必要になります。 その専門的な知識をもとに不動産売買の橋渡しをするのが不動産仲介のもう一つの役割です。



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