不動産用語集 >> 再建築不可とは


再建築不可とは
建築基準法上で前面道路の接道義務を満たしていない敷地や既存不適格建築物など、建替えや増築ができないものをいう。例えば、敷地に建物を建てる場合、前面道路に2m以上接する必要があるが、それを満たしていないと再建築不可となる。建替えや増築はできないが、現状の建物の面積を変更しないリフォームは可能となる。
よくある事例
再建築不可物件は建替えができないものであっても現状の建物が使用できないわけではありません。不動産売買のなかでは再建築不可の物件は価格が安いため、あえてそこにターゲットを絞って売買を行うケースもあります。ただし、再建築不可の物件を安く買ってフルリフォームをする場合、修繕のやり方によって大規模修繕となるケースがあり、その場合は建築確認が必要となるケースがあり思った通りの形状にできない場合が多くあります。
いずれにしても再建築不可物件については制約があまりにも多く、その点に詳しくない方はあまり手を出さない方がよいでしょう。