不動産用語集 >> 青田売りとは


青田売りとは

土地の造成工事や建物の建築工事が完了する前に宅地や建物を販売することをいう。青田売りの場合、土地の造成前や建物の完成前の販売のため、購入時の説明と完成時で内容が違うなどのトラブルが生じる場合があるので、事前に契約書や重要事項説明書の内容を十分に確認する必要がある
●よくある事例

新築マンション
青田売りの代表格は新築マンションです。一般的に開発を行うマンションデベロッパーは土地を仕入れてから建築確認を取得すると、販売を行うケースが多いです。
更地の状態で販売を行うわけですから、現物がないためモデルルームを建て、設備や広さ等を確認するかたちとなります。

青田売りを行うメリットは引渡時に業者が資金回収できるということです。当然、マンション事業をやるにあたり土地代金や建物代金、借入等が発生しています。資金的に常に余裕があればよいのですが、土地代金・建物代金にしても非常に大きな金額となりますので引渡時に資金回収ができる青田売りが現状では必然となっているケースが多いです。